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プロのドラコンツアー観戦のススメ【ドライバーの飛距離争う大会】

フジ天城でドラコンツアーが開催

2月15日(土)フジ天城ゴルフ倶楽部にて、日本プロドラコン協会主催のプロドラコンツアー第2戦in静岡が開催されました。

カテゴリーが男子レギュラー、シニア、グランドシニアとあり、女子はレギュラー、シニアと総勢50名以上の参加者となり競い合いました。

里コース1番のバックティーから、規定時間内(2分30秒以内)に6球の持ち球でショットして、フェアウェイ内に止まったボールを計測することになります。

多くの選手が300ヤード越えを連発していましたが、ロングドライブコンテストでは、男子レギュラーの選手が最長記録432ヤード樹立!(JPDA)女子レギュラーのロングドライブでは、321ヤードが最長飛距離となりました。

持ち球6球中上位3球の平均を競う、アキュラシードライブでの優勝も男子レギュラーの選手で405ヤードを記録、女子レギュラーでの優勝は313ヤードと3球とも300ヤード越え!

普段からフジ天城ゴルフ倶楽部をプレーされている皆様は良くお解りになると思いますが、里コース1番の段差を下った位置、残り150ヤード前後が430ヤード付近となります。

いかがでしょうか?!その飛距離に驚かれた方も多いのではないでしょうか。今大会のロケーションは打ち下ろしのホールであり、風はほぼ無風の条件でした。

https://twitter.com/fuji_amagigolf/status/1228549344967577602?s=20

本場アメリカのドラコン事情

アメリカでは、ロングドライブコンテストはショー化しており人気、賞金とも高いです。ゴルフ場のホールではなく特設会場を設置して行われ、完全なフラットな地形で行われることがほとんどでしょう。

地形天候などの条件での飛距離差は、ロングドライブコンテストでは大きなファクターとなります。本場アメリカでは、男子で400ヤード越え、女子で300ヤード越えでなければ優勝は難しく、現時点で通用する日本人選手は残念ながらいません。

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日本のドラコンの歴史

日本で最初にロングドライビングコンテストが開かれたのが、ゴルフダイジェスト社が主催のゴルフダイジェストトーナメントのイベントとして、静岡県ゴルフ場の東名カントリークラブにて1979年第1回PGA公認ドライビング日本一コンテストとして開催されました。

当時のスターだったジャンボ尾崎選手も参戦し、第1回大会で2位になっています。初代チャンピオンはドラゴン瀧こと滝安史選手。その時のドラゴン瀧選手の記録は316.7ヤードです。

その後ドラゴン瀧選手は、3年連続を含む大会4勝を記録しています。第2回大会での優勝は、当時としては度肝を抜く1本足打法で300ヤード越えを見せた岩間健二郎選手でした。

静岡県のゴルフ場東名カントリークラブで行われていた、ゴルフダイジェストトーナメントは1997年で幕を閉じましたが、東名カントリークラブでは引き続きドラコン日本選手権との名称で、JAPAN FINALの会場として1999年から現在に至るまで20年の月日を経て使用され、ドラコン界ではLONG DRIVEの聖地となっています。

ドラコン世界大会

日本だけではなく世界中のドラコン選手が目指すのが、ロングドライバーズ オブ アメリカが主催するLDA世界ドラコン大会

WLD(ワールドロングドライブ)選手権として第1回大会が開催されたのが、1976年。優勝したエヴァン・ウイリアムズ選手の記録は307ヤード。

この大会で400ヤードオーバーでの初めての優勝は、1997年大会のジェイソン・ズーバック選手。記録は412ヤードでドラコン大会の知名度を押し上げた貢献者の一人です。

では、人はどこまで飛ばせるのか?!世界記録としての数字を見てみましょう。

ロングドライブ世界記録

ワールドロングドライブ選手権2007年に達成された記録が史上最高記録として残っています。ロングホールで軽くワンオンするその飛距離は・・・なんと!551ヤード

達成したのは、マイク・ドビン選手で身長203センチ、体重140キロと恵まれた体格から一振りで70m/sのヘッドスピードを叩き出します。

ボールが遠くに飛ぶことは、ゴルフプレーをする上では大きなパフォーマンスとなる事は事実です。遠くに飛ばすことはゴルファーの永遠のテーマであり、2打地点に到達したときに同伴プレーヤーより少しでも前に自分のボールがあれば誰でも嬉しいでしょう。

少しでも飛距離を出すために、クラブやシャフトをチェンジしたり、レッスンを受けたり、身体を鍛えるなど、ゴルファーによって様々な方法を模索する。ゴルファーの性ですね。

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