2016年リオデジャネイロ五輪から、ゴルフ競技が正式種目になる。何と112年振りの復活とゴルフ界は概ね大歓迎である。
最初にゴルフが五輪種目に登場したのは、1900年第2回パリ大会だった。第1回のアテネ大会では競技総数42種目だったのが「できるだけ多くの国で行われているいろいろな種目を増やそう」ということで、パリ大会は94種目に倍増した。特に「女性のできる競技を増やそう」ということになり「ゴルフ」「テニス」が選ばれたが、他には「鳩撃」「魚釣り」「凧あげ」まであったそうだ。rio

五輪最初の大会第2回パリ大会には、フランス、イギリス、ギリシャ、アメリカの4か国22名。金メダルは、アメリカのチャールズ・サンズで、そのスコアは82・85=167の23オーバーだったという。

1904年第3回セントルイス大会では、アメリカ、カナダ2ヵ国のみの参加で、総勢77名。内訳はアメリカ74名、カナダ3名とアメリカの大会みたいな状態になってしまった。

1908年第4回ロンドン大会。ゴルフ発祥の地とされるイギリスでの大会だけに、大いに期待されたたが、試合当日になって突然の中止が発表された。根底には、英国ゴルフ協会とIOCの間で問題が起きたとされている。どんな問題だったか明確にはされていなが、巨大組織同士のメンツ、権力、既得権に係ることであることは、想像に難くない。それ以後、ゴルフが正式種目として五輪の表舞台に登場することはなかったのである。あの1908年の英国ゴルフ協会とIOCの対立の遺恨が100年以上影響を及ぼしたと勘繰る向きも少ない。
 
 そして、2016リオ大会で、ようやくゴルフは、112年ぶりの復活となった。男子60名。女60名参加で、男女30ヵ国以上の国と地域の選手が出場となる。試合方法は4日間72ホールストロークプレー。個人戦で金銀銅を競う。
 日本選手も含め、どんな戦いになるか今から楽しみである。