先ずはハンディキャップを取得
スポーツなど競い合うことには、上級者と初心者でも公平に競技が出来る様にハンディを設ける事が良くあります。
ゴルフのハンディキャップは厳密にルール化されています。ハンディキャップは従来では、クラブハンディと言われた所属倶楽部で算出するハンディが公式のアマチュアの試合などで使用されていました。
しかし倶楽部に所属するには、高い会員権を買って会員になる必要があるために、一般ゴルファーには高いハードルとなっていました。
アマチュアのゴルフ競技は、日本ゴルフ協会(JGA)はじめ、地域にあるゴルフ連盟が主催するために、ゴルフ場側は連盟に加盟していなければなりません。
競技に出場するには出場資格があり、現在では最低条件として「JGAハンディキャップインデックス」の取得が必要です。
JGAハンディキャップインデックスとは、USGAの算出方法を用いたハンディキャップ算出方法で、JGAに加盟しているゴルフ場でスコアカードを提出して取得しなければなりません。
例えばアマチュアゴルフ競技の最高峰となる日本アマチュアゴルフ選手権に出場するには、JGAハンディキャップインデックス8.4までとなっています。
ゴルフのハンディキャップの決め方と種類【初心者から上級者まで】|フジ天城コラム
アマチュア競技ゴルフの最高峰を目指すには?!
日本アマチュアゴルフ選手権には、地区予選があり東日本と西日本の2会場で行われますが、当然ながらハンディキャップインデックスが8.4を超えてしまっているゴルファーは違う道を模索しなければなりません。
日本アマチュアゴルフ選手権の参加条件は、ハンディ以外にはJGA特別承認者とあり、競技委員会の判断により、JGAハンディキャップインデックスを所持しなくても参加を承認する事があるとあります。
JGAの傘下には、北海道から九州まで地区の連盟があり全国で8地区となっており、全国8地区で地区予選が開催され、成績上位者に出場資格が与えられます。
関東ゴルフ連盟が主催する関東アマチュア選手権の出場は、JGAハンディキャップインデックス18までとなっており、ハードルは下がります。
ただ関東アマチュア選手権の決勝に残るには、予選→ブロック大会を勝つ進む必要があります。JGAがUSGAハンディキャップインデックスを採用したのが2014年ですが、それ以前の一般ゴルファーはプライベートハンディはあってもオフィシャルハンディを取得しているゴルファーは少ないのが現状でした。
日本アマチュアゴルフ選手権の出場条件には、ゴルフ場の会員権保有者と言う条件は記載されていませんが、それ以前は全国8地区にある連盟主催の地区予選の成績上位者に与えられる130名枠が基本枠でした。
2006年のゴルフダイジェストに記載された記事には、当時のアマチュア競技ゴルファーを悩ませる内容が記載されています。
コースに所属していないと出られない?日本アマ出場資格の不可思議|週刊ゴルフダイジェスト 7/25号
https://www.golfdigest.co.jp/digest/column/back9/2006/20060725b.asp (外部サイト)
要約すると、連盟に加入しているメンバーシップコースの会員でなければ、オフィシャルハンディの取得が出来ずに地区予選に出場する事が出来ません。
JGA/USGAハンディキャップインデックスを取得するには?!
現在ではJGAの個人会員になれば、JGAハンディキャップインデックスを取得する事が出来る様になりました。
そのほかの方法としては、JGA加盟及び認可倶楽部、PGS加盟コース、楽天GORA、GDOとなっており、楽天会員であったり、GDO会員であればJGAハンディキャップインデックスが取得できるのは、以前に比べれば大きくハードルが下がったと言えると思います。
しかし、現在も関東アマチュアゴルフ選手権に出場する出場資格は緩いものの、申込方法としてインターネットでの申込しかなく、インターネットで申し込むのは個人では行えず、加盟倶楽部として関東ゴルフ連盟のサイトにログインしないと申し込めないようになっています。
以前から所属コースが無く(会員になっていない)オフィシャルハンディを持たないゴルファーが、日本アマチュアゴルフ選手権を目指すには、全日本アマチュアゴルファーズ選手権(旧名:全日本パブリックアマチュア選手権)で優勝か2位になるしか道はありませんでした。
(学生ゴルファー以外の一般ゴルファーの場合)全日本アマチュアゴルファーズ選手権に出場するには、所属倶楽部が発行するハンディやJGAハンディキャップインデックスがなくても、アマチュアゴルファーなら申込資格があり、4地区からの申込が可能で18ホールストロークプレーで予選をを行い、地区決勝と全日本大会は36ホールのストロークプレーで争われます。
地区予選は今月5月から行われ、全日本大会は6月15・16日に茨城県のオールドオーチャードゴルフクラブで開催されます。
申込は日本パブリック協会のサイトから直接申し込む事が出来るのと、楽天GORAサイトにも専用エントリーページがあり、ゴルフ場ごとに予選申込が出来る様になっています。
フジ天城ゴルフ倶楽部は競技が盛ん!!
フジ天城ゴルフ倶楽部は日本ゴルフ協会(JGA)はじめ、関東ゴルフ連盟にも加入し、JGA/USGAハンディキャップインデックスをJ-sysにて管理しています。
月例杯などの倶楽部競技は、JGAハンディキャップインデックスで算出されたハンディを元に行っており、競技に参加されるメンバー様も年々増えて、月例杯もABクラス分けして行う事が出来る様になりました。
今年の4月の月例杯ではA・Bクラスあわせて79名のメンバー様がご参加され女性の参加者も増えてきました。4月・5月に関東ゴルフ連盟主催の関東アマチュア選手権にエントリーなさっているメンバー様もお見えになります。
倶楽部対抗静岡予選では年々成績を上げることが出来、2016年は23位、2017年には9位、2018年に6位、2019年では本戦に出場できる2位とジャンプアップしてきました。静岡本戦では残念ながら40位で終わってしまいましたが、今後も競技ゴルファーを応援する姿勢は変わりません。
倶楽部対抗にむけての練習ラウンドやフジ天城ゴルフ倶楽部での練習など待遇し、試合でのユニフォームや使用ボールなどの支給も行い、万全な体制にてバックアップさせて頂いています。
昨年は新型コロナの影響にて競技は全て中止となり、競技志向のゴルファーの皆様はモチベーションを維持するのが大変だったと思います。
今年の競技は様々な条件付にて開催となり、フジ天城では倶楽部対抗の選手選考も終わり、5月17日に行われる沼津ゴルフクラブでの静岡予選に向けて選手の皆様もモチベーションが上がっていると思います。
アマチュアゴルファーの頂点である日本アマチュアゴルフ選手権を目指す一番の早道、それは競技志向ゴルファー最高の環境となるフジ天城ゴルフ倶楽部のメンバーになりましょう!
本日月例杯開催⛳💪風が少しあります🌀選手の皆様頑張って下さい✌️ pic.twitter.com/MvcfMWV0oI
— フジ天城ゴルフ倶楽部 (@fuji_amagigolf) April 24, 2021