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静岡県でカート乗り入れ可能なゴルフ場を調べますと、楽天GORAに登録されているゴルフ場では11コースあります。
カート乗り入れ可能、不可能はゴルフ場側の諸事情があるとは思いますが、出来る出来ないの大きな違いは、ゴルフ場のカート自体が自走式電磁誘導式かで決まってしまいます。

ゴルフ場を運営するに当たり、何処のゴルフ場でもお客様の要望に出来るだけお答えすることを前提に取り組んでいると思います。
フジ天城ゴルフ俱楽部では自走式のゴルフカートを導入していますが、ご利用のお客様からは、「カートが乗り入れできれば良かったのに…」(当日天気が良くても前日に雨が多く降った場合など乗り入れ不可となる)、「リモコンがあれば良いのに…」との声が寄せられます。

ゴルフ場側の事情を含め、今回は現在の日本におけるゴルフプレースタイルとして乗用カート使用が一般的となりましたが、それまでの経緯などとカート乗り入れの是非についても説明したいと思います。現在のようにゴルフカートが何処のゴルフ場でも導入される前では、セルフプレーのゴルフ場ではレール式電磁誘導のキャディバックだけを積載するカートでリモコン操作を行い、歩きでプレーするスタイルでした。

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ゴルフカートの歴史を振り返る

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ゴルフカートが登場したのは、1950年後半で現在ゴルフカートシェア世界ナンバー1を誇るアメリカのClub Carブランドが最初です。
Club Carが現在のゴルフカートと同型を発売したのが1980年代前半になります。日本のメーカーでは世界シェア第3位のヤマハが最初にゴルフカートを発売したのが1975年で、量産車は1970年代後半に出していますので、量産が出来たことでは、アメリカより日本が1歩進んでいたことになります。

その頃は2乗用カートしかなく、導入するゴルフ場も限られていたでしょう。4人乗りのゴルフカートが量産されるのは、1990年に入ってからですから、その頃から徐々にプレースタイルが変わり始めたと言えます。
1990年代の半ば頃で、乗用カートを導入するゴルフ場は30パーセントほどで、ヤマハ電磁誘導式の乗用カートを発売開始したのも1996年となります。

1990年代に造成を開始したゴルフ場であれば、ゴルフカート導入を視野に入れて運営導線を考えて設計を出来ますが、まだ乗用カートが存在していない時代に造られたゴルフ場は新たに導線を作ることから始めますから、電磁誘導式であれば電磁誘導線を埋設することから始めなければなりませんので、初期投資が大変なことになります。
電磁誘導式は日本独自の方式で、リモコンを使ってカートを動かしてプレーする発想は他国ではあまり出てこないアイデアなのでしょう。

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カートの乗り入れか?リモコン利用か?どちらが便利

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乗用カート導入の際に、元々電磁誘導線が埋設してあるゴルフ場であれば、電磁誘導式カートを選択することになるでしょうが、そうでないゴルフ場は自走式を選択することになります。
カートの乗り入れが出来て、リモコン操作も出来るセルフプレー式のゴルフ場は存在しませんのでご理解いただければと思います。

そのような方法が可能なのは、キャディが居る場合だけで、電磁誘導式を解除して線から外し自走式としてフェアウェイに乗り入れることが出来ます。安全面を考えれば、セルフ式のプレースタイルでお客様がそのような操作が出来てしまうのは問題となります。

ゴルフ場にカートがなかった時代にカートを導入する時には、「ゴルフは歩いて行うスポーツだ!」「カートは遅い!格が落ちる」などの反対意見が多数であったのが実際に使ってみると楽で便利なことが判り、今では当たり前となっています。ゴルファーのわがままを満たすのは大変です。。。

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カートの乗り入れ可能な条件とは?

カート乗り入れOK!のゴルフ場の条件としてはコースメンテナンスが行き届いていることや比較的フラットなコースである必要があります。水捌けが悪く、日当たりの悪い所が多いゴルフ場や雨の多い地域のゴルフ場では、乗り入れOK!となっていてもなかなか乗り入れ出来ないなんてことがあります。

カート乗り入れを無料で実施しているゴルフ場の中には、なにかと条件を付けてなかなか乗り入れできる日がないなんてことも起きてしまいます。
カート乗り入れを行うゴルフ場としては、コースメンテナンスがしっかりしていれば回復に時間は掛かりませんが、晴天であってもフェアウェイ内に水捌けが悪い部分があったり、アップダウンきついホールが多いコースであれば、カートがすべって上り坂を上らない下り坂でスリップするなどリスクが大きくなってしまいます。

フジ天城ゴルフ俱楽部では、カート乗り入れは申請でお一人500円となっていますが、理由としてはプランに組み込んでも、乗り入れ前提で料金を決めることになりますし、天候条件によって乗り入れが出来ない場合がでれば、お得感も失われます。
ホールによっては急な上り下りがありますので、安全面を考慮してコース状態をコース管理スタッフが確認して、乗り入れ可・不可を毎朝決めています

出来る限りお客様の要望にお答えする前提で、コース状態、安全面を考慮して今後も運営してまいります。

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