はじめに「ユーティリティ」とは

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今や多くのゴルファーが手にしているユーティリティ。球が上がりやすく方向性も安定するのが特徴です。

英語のユーティリティの意味は、「役に立つもの」「有益なもの」。実際のクラブも、フェアウェイウッドの飛距離と、アイアンの正確性を備えた「いいとこ取り」のコンセプトです。

もともとは、いわゆる「ロングアイアン」の代用品として世の中に登場しました。愛用している皆さんも多いのではないでしょうか。

2000年以降に世に広まり、近年ではツアープロが使うのも普通の光景です。本日は、そんな人気者のユーティリティをご紹介したいと思います。

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基本知識

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飛距離

上記にある通り、もともとはロングアイアンの難度を下げるものとして開発された経緯がありますが、飛距離のイメージとしてはやはりロフト角を参考にするのがよいでしょう。

「ロフト角が浅いと距離がでる。」
「ロフト角が深いと球が上がる分、距離が抑えられる。」

これがロフト角の意味するところです。

ユーティリティの場合は・・・

  • ロフト角17~18度・・・約200ヤード
  • ロフト角19~21度・・・約190ヤード
  • ロフト角22~24度・・・約180ヤード

これが一般的な飛距離と考えるのがよいでしょう。(もちろん個人差があるとは思います。)

ウッド型とアイアン型

ユーティリティにもウッド型アイアン型の二種類があるのをご存じでしたか?当然、それぞれに特徴があります。

ウッド型はヘッドの形状から球が上がりやすく、シャフトも長いので飛距離を稼ぐことができます。

アイアン型は球を捉えやすいのが長所で、正確性を重視したい方に適しています。

自身のプレースタイルや個性から、使うべき型を選ぶのがよいでしょう。

シャフト

当然ですが、シャフトにもスティールカーボンの二種類があります。使っているアイアンのシャフトに合わせるのが一般的だと思います。

ユーティリティについてはシャフトの重要性を説く専門家も少なくありません。自身にあったシャフトか否かで、ショットの精度もだいぶ変わってくるようです。購入の際には慎重に検討してみてください。

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ユーティリティが使えるようになると・・・

ロングアイアンよりもボールが上がりやすく、飛距離も同等に出る。ということから200ヤード弱あたりの距離のグリーンを比較的簡単に狙うことができる。というのが一番の魅力です。

いわゆるパーオンがいくつかのホールで実現すれば、当然スコアにもプラスの影響が出てくる訳です。つまり技術の難易度を目立って上げることなく攻めのゴルフができる、といったところでしょうか。

また、ミスショットになってしまった場合でもボールが飛びやすく、距離自体は稼いでくれます

この辺り、ロングアイアンのミスショットは飛距離を大きく落とすのが特徴ですから、初心者にとっては心強いクラブと言えそうです。

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初心者にオススメのユーティリティ

それではいくつかクラブをご紹介します。「初心者に優しい」をコンセプトにしているものを選んでみました。

ブリヂストン「TOUR B JGR」

低重心設計でボールが上がりやすいのが特徴です。いわゆる「球をつかまえやすい」クラブです。

かつ高反発の素材を使ったフェースが、ボールの初速を高め飛距離を確保してくれます。

ピン「G410 HYBRID」

こちらも低重心設計に加えて、ボールの初速を高める高反発のヘッドという「打ちやすくて飛びやすい」を実現しています。

ミスへの寛容性も強いという体験談も見られました。

テーラーメイド「Mグローレ」

テーラーメイド独自のフェース設計で直進性を確保。そのため、スライスやプッシュのリスクを抑えたクラブとなっています。FWが曲がりやすい人には魅力です。

やはり低重心設計で簡単にボールが上がる造りです。ここではユーティリティを「レスキュー」と呼んでいます。

ヤマハ「インプレスUD+2」

高弾道で飛ばせる、を謳っています。「超低重心設計」ということで、優しさも確保。

シャフトにも技術が込められていて「たわみを防ぎ、力が逃げない」とのこと。構えやすい、との評判もあります。

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最後に

StockSnap_FRMK9PDFXE今回は初心者向けの観点で、ユーティリティにスポットを当ててみました。

よろしければ、ヘッドの形状シャフトの硬さ重さなどを考慮して、自身にあった一本を探してみてはいかがでしょうか。

「2打目」が変わるとスコアも変わる、のは言うまでもありません。ユーティリティを使って、パーオンを狙うゴルフへ進化することで、「初心者」から卒業できるかもしれません。