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コラム

2021/03/24

コラム

ゴルフ用距離計を徹底比較レーザー距離計編

ゴルフ距離計はどれを選ぶ？！

ゴルフ場でのセルフプレーが一般的となりカートナビが普及していますが、公式競技で距離計が2019年のルール改定で使用が認められ、距離計を当てにしているゴルファーも多いと思います。

公式競技では、高低差の情報を除く距離情報を得る目的での使用が認められ、使用方法は限定されますが、距離計は年々進化し高低差を含めた正確な距離を測ることが出来ますからプライベート使用なら大きな味方となります。

セルフプレーが普及して、圧倒的にセルフでプレーするゴルファーが多くなり、キャディ付でのプレーを経験した事のないゴルファーも多いと思います。

そのような現状の中、ゴルフ場側として頭の痛い問題がスロープレー問題です。年々スロープレーに対するゴルファーの自覚が薄れる中、距離計を使うことでスロープレーを軽減する事が出来ます。

カートナビの場合、カートをボールの位置まで移動しなければ正確な距離を知る事が出来ません。誘導線のゴルフカートでは、正確な距離を測ることが難しいので初めてのコースでは時間が掛かることとなります。

アメリカの団体がプレーのペースと距離計の影響に関して調査結果を発表しています。その結果によるとローハンディの人は15分から30分程プレー時間が早まる結果が出ています。

スロープレーにも効果のある距離計ですが、国内外問わず多くのメーカーから様々な距離計が販売されています。今回は用途、価格、機能別に距離計の紹介をしましょう！

※各製品の画像は参考のため引用しています。リンク先は当ゴルフ倶楽部とは関係ありませんのでご了承ください。

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ゴルフ用レーザー距離計比較

①コスパで選ぶ

PEAKPULSE レンジファインダー

ピークパルスは1万円を切る価格帯にもかかわらず、手ブレ補正機能が搭載されている事が特徴で、ピンシークモードと言う秒速で最も近い距離を測定する機能があります。防水機能もあり、2年間保証も嬉しい限りです。

BOBLOV レンジファインダー

同じく1万円を切る価格でスロープ機能付きで、公式競技で使用する場合はスイッチ一つでオンオフ出来るのがBOBLOV。警備員や医療従事者が使用するボディカメラを主に製造販売する企業。

Wosports

中国製ではありますが、こちらも1万円を切る価格で売りは150グラムしかない軽量、コンパクト。スロープ補正モードと700ヤードまで対応しています。

コスパで選ぶ場合は、廉価でありますから中国メーカーが多く、初めて距離計を使うゴルファー向きとなります。

②人気と機能を兼ね備えた高性能モデル

Nikon クールショットプロ　スタビライズド

人気のニコンから発売されている最上級モデル。最大の特徴は商品名にもなっているスタビライズドで、手ブレ補正がニコンの独自技術を使った高性能なモデル。

カメラメーカーの強みを生かした手ブレ補正の精度は他商品を圧倒、また輝度の自動調整で内部表示を見やすくするなど片手で簡単に距離を測ることが出来ます。

LOCKED ON機能はピンフラッグを正確に測定、ピンの奥にある対象物にピントがあった場合と識別できるようになっています。高低差は、４つの測定表示モードを搭載、距離測定も1200ヤードまで可能で、廉価品と比べ倍の距離を測ることが出来ます。

Bushnell ピンシーカーツアーV5シフトスリムジョルト

海外製の距離計で人気があるのがアメリカ製のブッシュネル。1948年創業の光学機器メーカーで双眼鏡、フィールドスコープ、暗視スコープやスピードガンなどを製造しています。

ブッシュネルから今年の3月に発売されたのが、ツアーV4からバージョンアップしたピンシーカーツアーV5シフトスリムジョルト。

ピンシーカーの売りの1つがジョルトと呼ばれる、ターゲットを測定完了したときに振動で知らせてくれるバイブレーション機能。V4より内部表示が見やすくなった6倍望遠フルマルチコートレンズは多層膜コーティングする事により実現。

V４は軽量が魅力でしたが、V5は少し重くなって208グラム。その他の嬉しいポイントとして本体側面に強力なマグネットを内蔵しゴルフカートのフレームなどに装着できる事でしょう。

ピンシーカーでは、1ランク上のプロEXジョルトがあり、完全防水機能で雨天でも使用可能！スロープ機能はもちろんのこと、気温と高度(気圧）を加味した距離が測定できますので、日本のようにゴルフ場の場所による標高差、温度差があるところではより正確な距離を知る事が出来、嬉しい機能となります。