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ゴルフ100切りに大事な、バンカーショットの重要性とサンドウェッジの選び方

スコアを良くするにはバンカーショットに磨きをかけましょう!

ゴルフを始めた頃は皆さん、バンカーの練習をする事より、通常の練習をすることで手一杯だと思います。

バンカーショット如何でスコアが変わってくることに気付くのは、100前後でプレーできるようになってからと思います。バンカーショットが上手く出来ると、同伴者からは上手な人と認められ、スピンをかけられるようになれば、憧れの眼で見られることでしょう。

通常のショットとは違うのがバンカーショット、何が違うのかをしっかり把握していないとバンカーで使用するサンドウェッジの機能を最大限に生かすことが出来ません。

とにかくやさしいゴルフウェッジの選び方【初心者必見】|フジ天城コラム

先ずはサンドウェッジを知ろう!

サンドウェッジが発明されたのは1931年の事。それまではウエッジと呼ばれるクラブはなく、9番アイアンを使用する事が多かったようです。

ある人物が9番アイアンのソールに鉛を厚く貼ることによって、砂と一緒にボールが高く舞い上がる事を発見、そこでソールの下側を厚くして砂にぶつければ、バンカーから簡単に脱出できることから専用のクラブが誕生しました。

開発者の名前はジーン・サラゼン氏。サラゼン氏はメジャー大会を全て制した最初の人物で、グランドスラムを達成したのもサンドウェッジ開発後の出来事でした。
サラゼン氏は日本とも縁が深く、現役引退後の1977年から『ジーン・サラゼン ジュンクラッシック』が、栃木県にあるジュンクラッシックカントリークラブで始まりました。

サラゼン氏は長きに渡りトーナメント開催中に来日して、プレゼンターを務めました。大会はサラゼン氏が逝去した1999年の23回大会で幕を閉じましたが、服飾メーカーであるジュンが開催するトーナメントでしたので、お洒落なイメージで私自身もお気に入りのトーナメントでした。

サンドウェッジの特徴は、サラゼン氏がソールに鉛を貼って厚くしたように、他のウエッジよりソールの幅が広く、バウンス角と呼ばれる出っ張りによって砂の爆発をしやすくしてあります。
バンカーショットが苦手な人は、このバウンス角を上手く利用できないので砂の爆発が余り起こらずにボールが高く上がりません。

バンカーが苦手でバンカーだけで使用するならば、バウンス角度が12度以上あるクラブがオススメです。バンカーショットは直接ボールを打ちませんので、バウンスを使ってソールで砂を飛ばす感覚を練習しなければ、ボールを砂と一緒にバンカーから出す事が出来ません。

ただ、バウンス角度が大きいウエッジは芝生から打つアプローチなどには向いていません。バウンス角度が大きいとはソールの出っ張りが多くなる事で、ボールを打つときにその出っ張りが最初に地面に当たりやすく、その結果トップしやすくなってしまいます。

バンカーがどうしても苦手なゴルファーには、極端にソールが厚く、ロフト角も大きいバンカーお助けウエッジもありますので、使用する事に抵抗がなければお試しする価値はあると思います。
グリーン周りのアプローチでもサンドウェッジが使いたいゴルファーは、バウンス角度が12度以下のモデルを選択するのがベストでしょう。

ウエッジでダフリが多ければ10度から12度、ベアグラウンドからでも打てるモデルなら10度以下と言う具合に、後はロフトとの組み合わせで色々なバリエーションのウエッジが出来上がります。

後半の記事では、バンカーショットの練習ができるゴルフ場について紹介しています。
フジ天城ゴルフ倶楽部でも、バンカーショットの練習ができますよ。

バンカーの打ち方が練習できるゴルフ場一覧【関東編】|フジ天城コラム

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