新型コロナによるプレースタイルの変化
新型コロナウィルスによる影響で、都心ではリモートワークやテレワークと呼ばれる在宅勤務による仕事をする人が増え、通勤時間がなくなってことで余剰時間ができてゴルフを再開する人、始める人が多くなってきました。
ゴルフ場でのプレーは感染リスクも無く、安心して楽しめることから世界中でゴルフがアウトドアスポーツとして見直されています。
昨年の4月に緊急事態宣言が発令された頃は、某タレントが沖縄のゴルフ場で体調が悪くなり、新型コロナウィルス発症のニュースが悪いイメージとなりましたが、その後は悪いイメージも払拭されました。
静岡県だけではなく、全国のゴルフ場で昨年の4月以降はキャンセルが相次ぎ、この先どうなるのかとゴルフ場関係者は大変な思いをしました。多くのゴルフ場がクラブハウス内の浴室、レストランなど人が密着する場所を閉鎖したりと対応に追われ、ゴルフプレースタイルの変更を余儀なくされました。
完全セルフプレーで休憩無しのスループレーを取り入れるゴルフ場が多くなり、ゴルフは社交の場として生まれたのに、出来るだけ他の人と接しないように、ただ18ホールプレーするだけのそっけないラウンドが受け入れられました。
コンペは無くなり、1組だけの予約、1人予約を希望するゴルファーも増え、食事を取らずにスルーでのプレーですから、スタート前の軽い挨拶だけで、会話も極力避け、誰にも気兼ねすることなくゴルフプレーすることだけで終わります。
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インドアスポーツが敬遠され、スポーツクラブやスイミングなど今まで女性や若者に人気があったスポーツから、今まで若者から敬遠されていたゴルフがにわかに人気が出始め、時間を持て余すテレワークのサラリーマンやOL、カラオケボックスなどで仲間と盛り上がっていた若者がゴルフ練習場に行き始めました。
ゴルフ練習場から始まった、にわかバブル？！の波は徐々にゴルフ場にも現れてきました。ゴルフ人口の多くを占める団塊世代が、後期高齢者に達する2025年問題がゴルフ業界に暗い影を落としていました。
しかし、今や直近のゴルフブームである2000年前後を思い起こす光景がゴルフ練習場に訪れています。それでもゴルフ場となると、ゴルフ練習場のような気軽に行ける場所とは言えないかも知れません。
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ゴルフ場で気軽にプレーするには？！
ゴルフ場のレストランを含めたクラブハウスが規制されてしまった事から、フジ天城でもスループレーが出来る時間枠を用意していた時期がありました。
今でもスループレーを導入しているゴルフ場もありますが、日本のゴルフ場の場合は長い間、ハーフラウンド終了後の昼食をレストランで取る事が当たり前となって来ました。
これからゴルフを始める若い世代のゴルファーであれば、欧米式のセルフスループレーを違和感無く受け入れる事が出来るでしょうが、長い間、日本のゴルフ場でプレーしてきた世代には切り替えが難しいかもしれません。
そして、ゴルフ場の運営側にも受け入れがたいスタイルとなってしまいます。
フジ天城の人気はレストランで、皆さんに提供するバイキング料理で支えられています。楽天GORAやゴルフダイジェストオンラインでは全国食事が美味しいゴルフ場で上位にランキングされ、静岡県ゴルフ場でのレストラン部門では、現在も人気No.1を維持しています。
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フジ天城ではサービスの一環としてのレストランの食事は欠かす事が出来ません。
昨年の緊急事態宣言後に多くのゴルフ場がスループレーを導入して、多くのゴルファーに昼食無しのスループレースタイルが受け入れられましたが、現在でも昼食無しのスループレーを続けているゴルフ場は少ないです。
それでも、スルーが気軽で人が集まるところはまだ避けたいと考えているゴルファーも少なからず居ると思います。
早朝スルーのメリット・デメリット
早朝スループレーのメリット・デメリットと、これからの季節に最適な気軽に早朝スルを楽しめる伊豆地区のゴルフ場をご紹介していきたいと思います。
メリット
①「気温が上がる前にラウンドを終了出来るので、熱中症対策になる」
早朝スルーなら早ければまだ気温が高くない7時台にプレーを終えられます。
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②「スムーズにラウンドが出来る」
他のお客さんも少ないので、前の組を待つこともほとんどありません。
③「料金が安い」
多くの場合、早朝スルー特別価格で提供しているため、少ない金額でプレーできます。
④「行き帰りの交通渋滞を回避できる」
行きの出社ピークの時間を避けてゴルフ場に向かうことができます。帰りも通常の帰宅ピークの時間とは全く異なる時間帯となります。
⑤「一日を有効活用できる」（仕事前にプレーを終了して仕事が出来る）
コースと職場の場所や、プレー時間によっては、うまく行けば会社員の方でも仕事前にプレーできるゴルフ場が見つかるかもしれません。
⑥「密集を避ける事が出来る」
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デメリット
①「早起きしないといけない」
通常のゴルフプレーの時間と比べて数時間も早いスタートになるので、朝はかなり早く起きる必要があります。
②「グリーンに朝露が降りている」
気候や立地によっては朝露が降りていて、パッティングの感覚に影響を与えるかもしれません。
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③「キャディバックの積み下ろしなど全て自分で行わなければならない」
ゴルフ場のスタッフも少ない時間帯なので、自動車やカートへのキャディバッグの積み下ろしの一手間がかかります。
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④「食事が出来ない」
レストランも営業していない時間帯なので、ハーフの食事休憩を楽しみにしていた方には物足りないかもしれません。
⑤「時間を持て余してしまう」
仕事前にプレーをできるというメリットの反面、ゴルフが終わったあとゆっくりしたい方にとっては、プレー後の残りの１日が退屈に感じてしまうかもしれません。
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早朝スループレーのメリットとデメリットをお伝えしました。次回は早朝スルーが楽しめる伊豆のゴルフ場について解説したいと思います。
