465ヤード、パー4。
アメリカツアーに挑戦していた日本人選手が、トーナメントの練習ラウンドで「長いミドルホールだな」と呟いた。その日、初めて彼のキャディバックを担ぐ、アメリカ人ツアーキャディーは驚いてこう言った。
「日本のゴルフコースはそんなに距離が長いのか!?」

もちろん、ツアーキャディーは日本語が分からない。彼の「ミドルホール」という言葉に反応した発言だった。pic_1

日本ではパー3ホールをショートホール。
パー4ホールをミドルホール。
パー5ホールをロングホールと称することがある。
しかし、それは日本国内のみで通用する言葉だ。

ツアーキャディーが驚いたのは、465ヤードという当時のアメリカツアーでは、距離の長いパー4ホールを、彼が「ミドルホール」、つまり中間(普通)の距離の長さのパー4だっと言ってのけたと勘違いしたからだ。

つまり、パー3でも200ヤードを超えるような距離の長いホールは「パー3のロングホール」ということになり、パー5でも、500ヤードを大きく切るホールは「パー5のショートホール」となるのだ。

だから、特にTVのトーナメント中継やゴルフ雑誌の語句には、ショート、ミドル、ロングホールという言葉を使わず、パー3、パー4、パー5ホールと言ったり表記することが常識となっている。

しかし、時々ベテランプロがゲスト解説などをすると「あのミドルがポイントでしたね」と使うことがある。

19番ホールのネタとして知っておいて損はしないかもしれない。