ゴルフ会員権はどのような特徴があり特典があるのか詳しく知らない方など多いのではないでしょうか。
メリットやデメリット・友の会との違いなどを解説します。

ゴルフ会員権とは

ゴルフ会員権とはゴルフ場で会員だけが利用することができるサービスになります。
会員はメンバーと呼ばれ、そのゴルフ場が用意しているさまざまな特典を受けることができます。
一般的にはゴルフ場の運営方法には2種類存在していて、メンバーを主としたメンバーシップコースと、メンバーという概念のないパブリックコースがあります。
メンバーシップスタイルのゴルフコースで採用されているのがゴルフ会員権になるのです。
各ゴルフ場ごとで種類や特典の内容が異なり、入会金のみで永久に会員特典を受けられるものもあれば、入会金と年会費を払って更新していくスタイルのものなどさまざまです。

ゴルフ会員権のメリット・デメリット

所有するメリットは、プレー料金が安くなる点になります。
メンバー料金でプレイすることが可能になり、ビジター料金の半分や3分の1程度の料金でプレーできるゴルフ場もあります。
またシーズン中のビジター料金の場合、2万円から3万円ほどかかることが多いのですが、メンバーになっているとシーズン中でも特別料金が適応されるので、安く済ませることができます。
このことから頻繁にプレーする方は、入会にかかる費用を上回るので、非常にお得にゴルフを楽しめます。

優先的に予約をすることができる点もメリットになります。
人気のシーズンになると予約がとりにくくなってしまうことが多いのですが、メンバーになっていることで、ビジターよりも優先的に予約を取ることができます。
月例などのクラブ競技に参加することができる点もメリットに部分になり、これらに参加することで、メンバー同士の人脈をつなげることができるのでゴルフ仲間を増やせます。
売却することができるので資産になる点も所有しておく上で利点になります。

デメリットの部分は、入会する際に初期費用がかかる点と、維持費用がかかる点になります。
かかる費用はゴルフ場によってさまざまなになるのですが、主に取得費用と名義書換料・入会預託金・年会費などが発生します。
これらは決して安い費用ではないので、恩恵を受けることができる特典などを考慮してから入会することをおすすめします。
引っ越しをしてしまった際に、同じ系列の場合だとそのまま継続して利用することができるケースもあるのですが、単独経営の場合転居してしまった際に使うことができなくなる可能性があります。
先ほど申しました通り売却することが可能なのですが、手続きを踏む必要があり、希望の価格で売却することができないこともあるので、注意する必要があります。

利用しやすい友の会

ゴルフ会員権を購入する場合には数十万から数百万という大きな金額がかかることから、購入できない方などにおすすめなのが友の会です。
友の会は準メンバーシップのような形態のものになり、年会費として1万円から3万円程度の価格になります。
受けることができる特典は、メンバーではないのにメンバー価格に近い料金でプレーすることができる点が最大の魅力になります。

友の会に入会していると会員でなくてもコンペや月例会に参加可能になるので、よりゴルフを楽しめます。
友の会に入会すると、一人プレーをすることができるようになる点もメリットで、本来は複数人でしか予約することができないコースを自分一人で予約可能になるので、人数が集まらない場合などでもプレーすることが可能です。
友の会と会員権の違いは、友の会の方がかかる費用が少ないので利用しやすいといった点や、友の会の場合資産としての価値がないので、権利を売却することができないという点などを挙げることができます。
また友の会の場合、平日しか優遇されないといった点も土日も優遇される会員権とは違う点になります。