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アプローチショットの基本の打ち方、コツと考え方

 ゴルフにおいてアプローチショットは決定打となる瞬間が多い一打だと思います。
アプローチが上手く打てるようになるとパターの成功率が上がり、スコアの短縮が狙えるようになるでしょう。
 今回はアプローチショットのコツと基本の打ち方、上手な人の考え方を伝えていこうと思います。

基本の打ち方

 アプローチの基本は、ランニングアプローチ・ロブショット・ピッチ&ランの3種類あります。
 ボールを転がして寄せるランニングアプローチはボールを宙に上げないため、初心者でも比較的簡単に打つことができるショットです。
 ロブショットはボールを高く上げるショットで、ピンの近くにピタッと止めたい時に使われるショットです。
 ピッチ&ランはボールを打ちだし、着弾後に転がる弾道のショットでさまざまのアプローチショットの基本になります。
 ランニングアプローチとピッチ&ランは、肩幅より狭目のスタンスにするのが一般的で、通常のショット同様にハンドファーストに構えるのがスタンダードとなります。
 ロブショットは通常よりも高さを出す必要があるため、ある程度のスイングスピードが要求されます。そうなるとスイングも大きくなり、スタンスの幅がやや広めになります。

アプローチショットのコツと考え方

 アプローチショットを上手く決めるには3つのポイントがあります。
『距離に合った振り幅で打つ』・『体のターンを主体にしたスイング』・『常にグリーンのセンターを狙う』
 主にこの3つについて紹介していきます。

距離に合った振り幅で打つ

 例えばグリーンまでの距離が50ヤード前後の場合、フルショットではなくハーフショットなどで中途半端な距離を打つことになります。この場合、振り幅を決めて打つのが良く、ミスも少なくて済みます。
 日頃の練習などで、アプローチウェッジを振った時、どの程度の距離が出るのか、またサンドウェッジではどの距離になるのかを把握しておくのが良いでしょう。

体のターンを主体にしたスイング

 両肩とグリップでつくられる三角形を崩さないよう、体のターンでスイングするように意識しましょう。
特に初心者の方やゴルフを始めて間もない方は、「上手く打ちたい!」「寄せたい!」と言う気持ちが強くなる程、手打ちになる傾向にあります。こうなってしまうとミスを多発してしまうため、手先の動きを抑えて体のターンで打つ意識をしましょう。

常にグリーンのセンターを狙う

 ピンポジションやグリーンの形状に関わらず、常にグリーンのセンターを狙うようにしましょう。
特に初心者の方など最初はグリーンに乗せることを意識しながら打つのが良いでしょう。意識することでプレッシャーが少なくなり、いつも通りのスイングがしやすくなります。

グリーン周りから打つアプローチのコツ

 グリーン周りからのアプローチを成功させるコツは、転がせることができる場合はピッチ&ランではなく、ランニングアプローチで打ちましょう。ピッチ&ランなどでボールを上げて打つ人もいますが、技術が足らない人が打つとミスが多発してしまいます。
 しかし転がしてピンに寄せることでミスを減らすことができます。転がして寄せる選択を取ることで、1ラウンドで無駄なストロークをセーブでき、結果としてベストスコア更新につながります。

 アプローチはプロ、アマチュア問わず上達したいショットで有名です。特に上手くピンの近くに乗った時は、思わずテンションが上がるかと思います。
アプローチの腕を上達させるために練習場へ打ちに行ったり、最近では自宅でも練習できるアプローチ練習器具もあるので、ベストスコアを更新したい、ピンの近くに止められるようにしたいと思っている方は、ぜひアプローチショットの練習に励んでみては如何でしょうか。今回のコラムが参考になってもらえると幸いです。

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