ゴルフでラウンドする時間によって食事の取り方は変わると思います。
早朝スタートの場合は時間に遅れないために朝食を簡単に済ませる、遅めのスタートの場合はしっかりご飯を食べる、昼の休憩時間も決められているため、短い場合は手早く、長い場合はガッツリ昼食を取るなど時間によって左右されることが多いです。
しかし、ゴルフ当日の食事はその日のコンディションとパフォーマンスに大きく影響します。
今回はゴルフ当日の食事について解説していきたいと思います。

なぜ当日の食事が大事なのか

　ゴルファーの皆さまの中には、食事など関係ないと思う方々もいるかと思いますが、プロゴルファーも当日の食事にはかなり気を遣っているそうです。
その理由は3つあります。

パフォーマンスの向上

　ゴルフは他の球技に比べると激しい動きはないですが、プレー中は全身を使います。そのため食事を抜いてしまうと体温が低下し、プレー中のパフォーマンスも落ちてしまいます。万全の状態でスタートするためにも食事には気をつけましょう。

エネルギー不足の防止

　ゴルフは全部で18ホール回ります。中には追加でハーフを回る方もいると思いますが、エネルギーがない状態で回るのは十全なプレーができない要因にもなります。
ゴルフは屋外で行うスポーツなので天候や気温によって体力が奪われていきます。
ベストなコンディションで回るためにも当日の食事は重要です。

集中力の維持

　一打ごとに集中するスポーツは数多くありますが、ゴルフは特に集中力が必要なスポーツだと思います。
食事が不十分だと脳が活性化しにくくなり、集中力を高めるのが難しくなってしまいます。
ゴルフは体力だけじゃなく頭も使うスポーツなので、しっかりとした食事を取り万全な状態でゴルフに臨みましょう。

朝食に取った方が良いオススメな食べ物

　ラウンドスタートする時間にもよりますが、手早く朝食を済ませるならフルーツがオススメです。
体温を上げたりエネルギーに変えるには糖質が必要です。
なかでもフルーツは素早く吸収できエネルギーに変わるので、朝は食欲がないと言う人も簡単に食べることができるのでオススメです。
時間がない場合はスムージーにして飲むのも良いと思います。

昼食にオススメな食べ物

　前半ハーフが終われば昼食の時間になります。
本来なら好きな物を食べ、テンションを上げて後半戦に挑みたいと思うでしょうが、効率面を考えると取る食事内容が変わってきます。
エネルギーチャージをするためにお米やパンを食べたり、消化吸収の早いフルーツを意識して食べるのも良いですが、それ以外だと魚中心のメニューを選ぶのがオススメです。
　魚は体力をキープするためのタンパク質を摂取するだけでなく、代謝アップや血液循環など体に良い効果が期待できます。
そのため、肉中心よりも魚中心のメニューを選ぶのが良いでしょう。
しかし、満腹になってしまうと逆に後半のプレーが苦しくなってしまうので、なるべく腹八分にしておきましょう。

食事を意識してベストスコアを目指しましょう

　より良いスコアを出すためにゴルフの練習をしたり、ゴルフクラブやボールにこだわる方が多いと思いますが、食事にまで気を遣う方はあまり多くないかもしれません。
　もしスコアに行き詰まりを感じている方は、いつもの食事を変えてみるのも良いかと思います。
ラウンドの際は、ぜひ食事の内容を意識してみてください。もしかしたらベストスコアが出るかもしれませんよ。