10月に入って気温が一気に下がり、すっかり秋となりました。肌寒い日が続きますが体を動かすには丁度良く、フジ天城ゴルフ倶楽部でもゴルフを行うお客様が増えてきております。
　しかし、こうも寒いと体を動かすのも嫌になってしまうことがあると思われます。
たまにはゆっくり体を温めて休めたいと思いませんか？
　伊豆半島は大昔に海底火山の活動で出来上がり、多くの温泉場があります。
フジ天城ゴルフ倶楽部にも約30年前に掘った源泉がありますが、ゴルフ場周囲には、天城湯ヶ島温泉と修善寺温泉、中伊豆温泉があります。
特に伊豆半島で有名なのは熱海温泉で全国から観光客が訪れます。
今回は日本屈指の温泉観光地として知られる熱海についてお伝えしたいと思います。

熱海温泉の歴史

　まずこの地に「熱海」と名がつけられたのは、天平勝宝元年（749年）、海中から温泉が湧き出して海水温度が上がった為、その周辺は「あつうみが崎」と呼ばれ、それが転じて「あたみ」と呼ばれるようになりました。
　また由来記には、熱湯によって魚介類が死に甚大な被害を受けた漁師たちの為に、箱根権現の万巻上人が源泉を今ある「大湯間歇泉の地」に移し、守護神として湯前神社を作ったのが熱海温泉の期限だと記されています。
　現在、熱海温泉の源泉総数は500以上あり、総湧出量は毎分約16600リットル、平均温度は約63度の良質な温泉が湧き出しています。
　熱海が人々に知られるようになったのは、江戸時代に徳川家康は湯治に訪れ、熱海温泉の湯を気に入り、江戸城に運ばせたことに由来します。以来、参勤交代の折などに多くの大名が熱海を訪れ、その名が全国的に広まっていきました。また、この時期に多くの文化人も熱海を訪れ、たくさんの紀行文が書かれたことも一因になっていたと考えられます。

熱海温泉の泉質

　熱海温泉で楽しめる泉質は、塩化物温泉と硫酸塩温泉が全体の約9割を占めます。
豊富な湯量を誇り、１日の総湧出量は約24000トンにも及ぶと言われています。
保温効果に優れ、体を芯から温めるので神経痛を始め、冷え性などの症状にも良い効果が望めるでしょう。
柔らかい湯あたりで、美肌効果でも知られています。

熱海のレジャー

　熱海温泉の周辺には、美しいビーチやレジャーの楽しめる海水浴場などがあり、海との触れ合いを満喫できる恵まれた環境です。
夏と秋、冬には花火大会が開催され、集まった見物客で街は一段と活気づきます。
相模湾の恩恵を受けた海の幸や、温暖な気候による豊富な山の幸など、地元産の新鮮な食べ物も楽しめるでしょう。
　市内では、観光名所などを中心に巡回するバスも運行しており、ボランティアガイドによる見どころの解説も人気を呼んでいます。

熱海周辺のおすすめゴルフ場

熱海ゴルフ倶楽部

　熱海ゴルフ倶楽部は熱海の温泉街から1番近く、伊豆半島で３番目に造成されたゴルフ場で昭和14年開場です。
元々12ホールありましたが、太平洋戦争戦時中に接収され終戦を迎えましたが、12ホール中3ホールが芋畑と化してしまい、9ホール再開となりました。
コース設計は赤星四郎氏ですが、赤星氏以外にも発起人に大谷光明氏など東京GCの主要人物が名を連ねていることから、熱海に別荘を持つ経済人が熱海にゴルフ場を造ることを提案したと言われています。

西熱海ゴルフコース

　熱海ゴルフ倶楽部の直ぐ隣には、プリンス系の西熱海ゴルフコースがあります。
　18ホールパー70で距離が短い為、飛距離よりも正確なショットや戦略眼が試されます。
コース全体の特徴としては、距離が短く、グリーンが小さめ、コース幅が狭い、まさにショットメークに気を使うコースマネジメントの妙を楽しむことが出来るレイアウトです。
コース内レストランからは相模湾のブルーな海が見渡せ、初島、大島を見ることができます。

大熱海国際ゴルフクラブ

　大熱海国際ゴルフクラブは36ホールを擁するゴルフ場です。設計はトーナメントコースで有名な三好カントリー倶楽部をデザインしたＪ・Ｅ・クレインです。
　開場から50年以上経つ伊豆の名門クラブの1つで、大仁コースと熱海コースの2種類あり、両者とも海抜450メートルの丘陵コースで富士山を望むことが出来るロケーションとなっています。
　運営はリソルグループで、大熱海国際ゴルフクラブ以外にも全国に11コースを所有しています。

　肌寒い今の季節には、特にプレー後に芯まで冷えた身体を温めるのに温泉は最高です。
熱海のゴルフ場で温泉があるのは、熱海ゴルフ倶楽部で隣接のホテルにも全室で源泉掛け流しをご利用できます。
　フジ天城ゴルフ倶楽部も源泉掛け流し温泉で、隣接のコテージでも全部屋源泉掛け流し温泉がご利用できますので、冬の季節だけでなくプレーで疲れた身体を温泉で癒しに来て下さい。