ニューベント芝の特徴
当倶楽部で活発に行っているコース改造工事に、ニューベント芝へのグリーン草種の変更が有ります。草種変更とは・・・と思われますので、簡単に紹介致します。
ニューベント芝は現在第四世代と言われています。では、第一、第二、第三世代とどのように違うのでしょうか?基本的な事を確認すると、グリーンの芝草に要求されることは何なのでしょうか?
- 均一のグリーンを形成
- 転がりの良いグリーンを形成
更に - 葉が密であり、芽数が多く立った葉
- 発色が良く、美しい緑
加えて - 耐暑性が高い品種であること
- 耐乾性が高い品種であること
- 耐病性が高い品種であること
- 耐虫性が高い品種であること
ニューベント芝は、草丈が伸びにくく苅込回数が少なくて済みます。水やりも少なくて済みます。低刈もしやすくなります。ピッチマークの回復が早いのも特長です。
葉の密度が高いので雑草の侵入も少なくなります。球の走り(グリーンの速度)も良くなります。しかし、冬季のアントシアン発生等すべてが良い事ばかりでは有りません。
当倶楽部採用のシャーク芝は、カタビラ制御、ローメンテナンス、最強の耐暑性、横方向への旺盛な育成、年間を通じての高い芝密度と緑度、速いグリーンの形成等々の特徴を持った芝草です。
松コースNo7 Aグリーン、富士コースNo6 Aグリーン、里コースNo4グリーンは、コース改造によりシャーク芝100%のグリーン、他グリーンも毎年オーバーシードによる草種変換を続けております。
今後もよりクオリティの高いグリーンを目指し、改造・改良を続けて参ります。