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【冬のゴルフを楽しむ】ウェアコーディネートと防寒アイディアグッズ その②

機能素材インナーの紹介

今年も残すところ後2ヶ月余りとなりましたが、朝晩の冷え込みも日に日に増してきて、寒さ対策を考えなければならなくなってきました。

近頃は機能素材を取り入れたゴルフウェアが多く発売されていますので、一昔前のように重ね着を沢山して寒さに耐えることも少なくなりました。

冬のゴルフの定番がカシミヤセーターからフリースへと移り変わっていますが、カシミヤやフリースは保温性はありますが防風性がありません。
ゴルフのように屋外でプレーする場合、保温性防風性はもちろんのことスイングに邪魔にならないように、身体を冷やさない着こなしが必要になります。

機能素材のインナーはゴルフメーカーだけではなく、ユニクロはじめ大手量販店独自のものなど数多く出ています。
ゴルフや野球でおなじみのアンダーアーマーは、機能性インナーの元祖で6,000円ほどで販売しています。

アンダーウェアの老舗ブランドのワコールは、元大リーガーのイチロー氏が着用していることで有名ですが、CW-Xとしてテーピング原理の応用としてテーピングと同じような機能を追求した機能性インナーとなっています。価格帯は5,000円台から1万円台まで幅広くあります。

ブレスサーモと言う名称でスポーツメーカーのミズノから発売されている機能素材は発熱・保温効果が売りとなっています。手袋・ソックスなどの小物からインナー、アウターまで幅広く展開しています。

テーピング原理で関節をサポートする役目があるワコールの機能素材、身体から出る水分を吸収して発熱する繊維(ブレスサーモ)を含ませているミズノなど、独自の開発素材や方法で特色を出していますが、日本のアウトドア製品製造モンベルのインナーが寒さ対策にはオススメです。ジオラインと名付けられた商品で、独自開発の素材でユーザーから高い評価を得ています。

機能素材と呼ばれるインナーの素材は殆どが、ポリエステルポリウレタンの組み合わせで、ポリエステルが80パーセント以上です。
モンベルのジオラインに使われる素材は、マイクロファイバーとストレッチスパン糸と呼ばれる繊維で、それぞれの特徴はマイクロファイバーは繊維の隙間が多く、温まった空気を長い時間保持できます。ストレッチスパン糸とは特殊なセラミックを含んでいて、暖かい空気を保持する断熱効果を持たしていることです。又、繊維に銀イオンを含有させることにより、バクテリア菌を減少させ防臭効果をもたらし、快適性の向上に役立っています。

寒い日のゴルフで、特にスタートするまでは重ね着をして、身体が温まれば身軽になるようにアウターを脱ぐことがあります。その時に一番嫌なのが、静電気が発生することです。

機能素材はポリエステルを多く使用していますので、機能素材のインナーにウール素材のセーターは最悪の組み合わせでカシミアが着たければ、機能素材のインナーは避けるべきでしょうが、モンベルのジオラインには静電気を防ぐ工夫もされています。生地と生地を縫い合わせる際にカーボン繊維を組み込ませることで、静電気を軽減させる効果があります。

機能素材のインナーを着ると圧迫感があり敬遠する方もいると思いますが、生地の厚さが3種類ありゴルフで着用する場合に、スイングの邪魔にならないようにするには1番薄いタイプ、とにかく寒さを防ぎたければ厚手のタイプと選べる点も嬉しい限りです。

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インナーとアウターのコーディネート

真冬になれば重ね着は避けることが出来ません。
重ね着する場合の注意点は、素材と機能です。素材とは静電気が起きやすい素材の重ね着は出来るだけ避け、同じ素材の物で重ね着がベストです。

機能は保温性と防風性を考えることと、朝のスタート時点と日中と夕方の温度差によって生じる着たり脱いだりを快適にする方法も考える必要があります。
外気温が5℃を下回れば、ダウンジャケットを着てプレーしないと寒さから逃れられゴルファーもいると思いますが、最近のダウンは軽くて中綿や羽毛を少なくしても、保温性を保っていたり、2WAY方式で袖が取り外せるタイプのダウンも多く出ています。

それでもスイングするのは決してスムーズではありません。
ゴルフスイングで上半身の動きを妨げるのは、肩周りですから、肩周りを動きやすく保つには、軽くて柔らかい素材のアウター防風性のあるベストなどを組み合わせると良いでしょう。

その際には機能素材のインナー防風性のベストフリース素材の長袖2WAYタイプのアウターとなり、インナー、フリース素材アウター、ベストの重ね着でも良いですが、フリース素材のアウターの中に防風性のベストを着ても寒さ対策になるでしょう。

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そのほかの防寒グッズ

ネックウォーマー

寒さを感じるのは首周りや足元ですから、防寒グッズで欠かせないのがネックウォーマーでしょう。ゴルフメーカーからはどのメーカーも販売していますし、首元を温かく、お洒落に見せるには欠かせないアイテムです。

レッグウォーマー

女性ならレッグウォーマーもお洒落の一環として寒さ対策として見逃せないアイテムです。頭寒足熱と4文字熟語があるように足元を暖めることが寒さ対策には欠かせません。

防寒靴下

防寒靴下も多くの種類が出ていますので、必須アイテムです。オススメなのはインナーソックスとして5本指の薄手でフィット感があるタイプのソックスです。

ゴルフスイングで大切なのが足の動きですが、コースに出たときに特に足の指の力の入れ方は飛距離と方向性に大きく関わりますので注目するべきところです。
5本指であれば指が独立していますので動きやすく、発熱効果のあるソックスと重ね履きすることをオススメします。

ミトン

寒さで辛いのは手の指の感覚が失われてしまうこと。グリップの感覚がなくなるとスイングに大きく影響してきます。
ミトンと呼ばれる手袋は手を温めるのには欠かせません。スイングするときに取り外すのが面倒なゴルファーもいると思いますが、あれば重宝します。

イヤーマフ

耳の寒さも辛いものです。イヤーマフがあれば便利。ニット帽もいいけど、走ったりすると熱くなり汗をかくこともしばしば。そんなときは手軽に取り外しできるイヤーマフが重宝します。

使い捨てカイロ

雪が降らない限り、寒い冬でもゴルフ好きにはラウンドは欠かせません。簡易的で最も重宝するのは使い捨てカイロ
フジ天城では寒い季節になれば、ご来場の皆様には使い捨てカイロをサービスしています。冬でも汗かいたりのどが渇きますから、温かい飲み物カイロで今年の冬もゴルフをエンジョイしましょう!

【冬のゴルフを楽しむ】ウェアコーディネートと防寒アイディアグッズ その①|フジ天城コラム

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