タイガー・ウッズ選手の最多勝記録は?
2019-2020PGAツアーの最大の関心ごとは、やはりタイガー・ウッズ選手のPGAツアー最多勝記録である83勝目が何時であるかでしょう。
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先週のファーマーズインシュランスオープンが今年初出場となったウッズ選手ですが、トーリーパインズGCで行われる同大会では過去7勝と相性が良く、2008年に同コースで行われたU.Sオープンでは左ひざに痛みを抱えながらの戦いで、72ホール目のバーディパットを決めたシーンは語り草となっています。
翌日行われたロコ・メディエイト選手とのプレーオフでは、18ホールで決着がつかずサドンデスによるプレーオフとなりました。ティショットを打った後に左膝の痛みで顔をゆがめるシーンは、多くの人の心を揺さぶったのではないでしょうか。
トリプルグランドスラム(全てのメジャーで3勝)での勝利でしたが、この後、怪我とプライベートでの問題で長く低迷することをウッズ選手自身予想していたでしょうか?!
多くのゴルフ関係者、ゴルフファンはウッズ選手の復活は難しいと予想していましたが、昨年のマスターズで11年ぶりの完全復活優勝でメジャー15勝目を挙げて、ジャック・二クラス氏の持つメジャー最多勝利18勝に届くのも不可能ではなくなり、PGAツアー最多優勝の83勝は今シーズン中の達成の可能性は高いでしょう。
ジャック・二クラス氏がメジャー18勝目のマスターズに勝ったのが46歳の時、サム・スニード氏が82勝目を挙げたのが52歳の時ですから、44歳のウッズ選手は年齢的な余裕もまだまだあり、今シーズンの主役はタイガー・ウッズ選手であることには間違いないでしょう。
そんなウッズ選手の元に悲報が届けられたのは、ファーマーズインシュランスオープン最終日ホールアウト後でした。幼少期からファンだったと言われるロサンゼルス・レイカーズ。
レイカーズのレジェンドプレーヤーであるコービー・ブライアント氏とは、オフシーズンに一緒にトレーニングを行う仲。ホールアウト後のインタビューでは、精神的にブライアント氏と繋がっていたと沈痛な面持ちで答えていました。
タイガー・ウッズ選手は2試合をパスして、次回のPGAツアー出場はウッズ選手自身がホストを勤めるジェネシスオープン。
ロサンゼルスオープンとしてリビエラCCで始まった大会であり、ウッズ選手自身のPGAツアーが始まった場所でもあり見所は多いでしょう。
大注目の畑岡奈紗選手
PGAツアーやヨーロピアンツアーではビックネームが今年のスタートを切り盛り上がってきてますが、注目したいのがLPGAツアー。
開幕から2戦連続で2位となり、初戦ではプレーオフへ進出しての敗退となってしまいましたが、年々パワーアップしている感がある畑岡奈紗選手。
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海外でも直ぐに名前を覚えてもらえるようにと”NASA”と命名したとの話ですが、2017年にLPGAツアーデビューして既に3勝の実力。ロレックスランキングも4位ですから、顔も名前もインターナショナルです。
PGAツアーの今週は、世界最大の観客動員を誇るTPCスコッツデールで行われる、フェニックスオープン。特に有名なのが巨大スタンドが設置されている16番のパー3。
大会期間中には約60万人を導入する、これぞアメリカのショービジネスを具現化する大会。出場する選手も何時もとは違った雰囲気で楽しんでいる感じが伝わってきます。
松山英樹選手も2016、2017年と2連勝と相性の良い大会、2017年からPGAツアーでの勝利から遠ざかっていますので良いきっかけにしてほしいですね。