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ゴルフを知らなくても楽しめる、オススメのゴルフ漫画

 ゴルフは今や老若男女が楽しむポピュラーなスポーツとなりました。ゴルフを知ったきっかけが『プロゴルファー猿』や『あした天気になあれ』といったゴルフ漫画だったという人も多いと思います。ただ興味を持ちましたが実戦しようとしても、どうすればゴルフが上達するのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
 そこで今回は、ゴルフの面白さから知識や技術、メンタルコンディションなどゴルフに必要なことも学べるゴルフ漫画を紹介したいと思います。

『KING GOLF』

 この漫画の主人公は不良の高校生で周囲の人たちから恐れられているのですが、ゴルフに興味を持ち、真剣に取り組む姿勢と天才的な潜在能力に回りの人たちは魅了されていきます。いくつもの困難や理不尽な目に合わされる主人公ですが、そのたびに努力し乗り越えていくストーリーは、まさに王道の少年漫画と言えるでしょう。
 そしてこの漫画はツアープロコーチの谷将喜さんが監修しており、巻末には作中に出てきた練習法を写真を使って分かりやすく解説しているので、漫画の面白さだけでなく読みながらゴルフの知識を得ることができる作品になっています。

『風の大地』

 この作品はプロゴルファーの坂田信弘先生が原作を担当しており、主人公が学んだことを振り返り、毎回ポエムのように話を締めくくるのが特徴的な作品となっています。
 主人公の師匠として登場する、日本ゴルフ界の礎を築いた小針春芳をはじめ、ジャンボ尾崎やグレッグ・ノーマンとトーナメントで優勝を争ったりと、実在のプロゴルファーが登場しています。25年に及ぶ大長編連載でありながら、王道のゴルフ漫画として多くの読者に熱く支持され、主人公を取り巻く多彩なキャラクターも物語を飽きさせません。
 初心者から経験者まで幅広く楽しめる作品です。

『ライジングインパクト』

 アニメや漫画で話題となった『七つの大罪』を連載中の鈴木央先生が、『週刊少年ジャンプ』で連載していたゴルフ漫画で、一度は打ち切られましたが、読者からの熱い要望で再び注目を集めることになりました。
 物語の鍵となるのは天才的な才能を意味する「ギフト」の存在、主人公は450ヤードも飛ばす「ライジングインパクト」というギフトを持っており、ライバルはパッティングラインが見える「シャイニングロード」というギフトがあります。それぞれの能力が発揮される場面は、少年漫画らしく読者を熱くさせワクワクさせる展開があって必見です。

『ゴルフは気持ち』

 ゴルフ漫画には知識や技術を学べる物が多いですが、この漫画はメンタルの部分を中心に描かれている作品です。
「知識や技術は学んできたけど上手くいかない」、「大切な場面で焦って失敗してしまう」といった悩みを持つ方にオススメで、具体的なシチュエーションに合わせて細かく説明されています。
 プレーの不調を感じたら、一度技術や知識から離れてメンタルに目を向けてみるのも良いかもしれませんね。

 ここまで話題のゴルフ漫画について触れてきましたが、いかがでしたでしょうか。
 以外にもゴルフをテーマとした漫画は多く、ここで紹介した4作品の他にも面白いゴルフ漫画はまだまだあります。
大人になった今、ゴルフを上達させるために参考書や動画を見て勉強する人もいるかと思いますが、偶には小難しいゴルフ理論や技術から離れて純粋にゴルフの面白さを思い出すために漫画を読むのも良いかもしれません。
ゴルフ漫画の常道である真剣勝負を描いた物から、上達の過程を描いた成長ストーリーまで、自分好みのゴルフ漫画を見つけてみてはどうでしょうか。技術的にも精神的にも、今の自分よりステップアップできるかもしれませんよ。

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